わたしは絵を描いている。
小学校の同じクラスにも絵を描くのが好きな男の子がいた。
その子は勉強ができなくて両親から一切の援助を打ち切られるそうだ。その旨の手紙を読んだ。わたしはその子になっていた。
その子がいじめっこにいじめられている。「下手な絵を描いてやがる」と。わたしは気づいたら中学生になっていて、馬乗りになられているその子を助ける。
わたしは泣きながら言う。
「良いじゃない。誰が絵を好きだって。上手くないのならたくさん描けばいいのよ」
起きたら泣いていた。
昨日描いた絵。