風呂飛行

身近なできごと

小説のこと

帰宅して小説を書く。さみしい女の子の小説が書きたい。新しく書き始める。

私には平易な文章しか書けない。洒落たのや捻りのある文章、ストーリーは書けない。

でも平凡な文章だとしても読むに人にとって心を掬い上げるような文章であればいいと思う。この展開は心救われるだろうか、この展開は心踊るだろうかと考えている。パッチワークをするみたいに言葉を選ぶ。

それはとても楽しい作業。

書いているうちに自分の内側の階段を一段ずつ降りていく感覚になるときがある。自分の深いところまで行きたい。

冷たくてひんやりした階段もあるし苔むした足裏がくすぐったい階段もある。

踊り場もあってそこでは自由に文字通り踊れる。

そう、踊ったり下ったりして私は小説を書いている。

抽象的な表現をしてしまったけれど、とにかくあまりプロットをたてずに書いています。

 

ライフワークを探す私は、執筆には完全に心を許していないけれど、いいやつじゃん、くらいには思っている。こんな文章を書くくらいには楽しいと思っている。

今日も今日とて執筆をする。生きてる証を残したい。

 

あさの